一言で着物と言っても、実は様々な種類があり、それぞれTPOによって使い分けるのが一般的です。
■礼装着
最も格式が高く、特別な日や公式の儀式に出席するときに着用するものです。主に打掛や黒留袖、本振袖、喪服があります。
■略礼装着
結婚式の披露宴や、入学式・卒業式などのイベント時に着用するのが略礼装着です。主に色留袖、訪問着、振袖、色無地などがあります。
■外出着・しゃれ着
多彩なデザインで、気軽に楽しめるタイプの着物です。小紋や紬、付け下げなどがあります。
他にも、夏場に着る方が多い浴衣も着物の一種に含まれます。
<基礎編>着物の種類とたたみ方。日本の伝統着について学ぼう

日本の伝統的な衣装といえば、やはり着物ですよね。美しく華やかで、冠婚葬祭などで着用することも多いでしょう。そこで今回は、着物の種類と着物のたたみ方についてご紹介します。
着物は日本の伝統着!どんな種類があるの?

着物のたたみ方を知ろう!
着物のたたみ方【1】本だたみできちんと保管
着物は洋服と違って直線的に作られています。そのため、たたみ方も非常に簡単。きちんとたためばシワもつかず、きれいな四角形に仕上がります。
着物の最もきちんとしたたたみ方は、『本だたみ』と言います。
まず、頭側を左になるように着物を平らに広げ、下側前身頃の脇縫い部分のラインに合わせて折りたたみます。
次におくみ部分を折り返し、衿を内側にたたみましょう。
そして衿部分が重なるように、上前身頃を折り曲げます。着用時と同じように左身頃が前にくるようにたたむのがポイントです。
今度は左右の脇縫いを重ね、真ん中から背を半分に折りたたみ、袖部分を折り返しましょう。最後にたとう紙のサイズに合わせて二つ折り、もしくは三つ折りにして完了です。
着物のたたみ方【2】サッとたためる簡易版
本だたみよりも簡易的な畳み方で、一時的に畳むときに使うのが『袖だたみ』です。
まず、左右の袖部分と後ろ身頃を合わせ、脇縫い部分を重ねます。次に袖を身頃に折り重ねて整えましょう。
最後に身頃部分を二つ折りにしてください。場合によって、もう一回身頃部分を二つ折りにしてもいいでしょう。
着物のたたみ方【3】刺繍や箔付きは和紙を挟んで
留袖や紋付きなど、刺繍や箔が施されているものは模様を傷めないように『夜着だたみ』という方法を用います。
頭側が左に来るように着物を広げ、両脇を着用時と同様左前にくるように折ります。そして模様や紋の部分にのりの付いていない和紙を当てましょう。
次に後ろ衿部分を内側に折り曲げ、衿肩あきで三角にしてから平にたたみ、両袖を身頃の上に重ねます。
折り目がつかないように真綿や和紙を丸めたものを置き、身丈を二つ折りにしましょう。この時も紋や模様部分に和紙を当ててください。
再度、折り目部分に真綿を置いて半分にたたんでから収納しましょう。
着物の帯もきちんとたたんで収納しよう!
着物の帯のたたみ方【1】袋帯は外表にしてたたむ
袋帯は、模様を外表にして垂れの方を下にして2つに折りましょう。柄の部分に折り目がつかないように注意しながら、手先部分を内側に折り込みます。およそ25センチ前後が目安です。
再び柄部分に折り目がつかないように二つ折りしたら上下を返して、垂れの方が上にくるようにします。
最後にもう一度二つ折りにして、太鼓柄を上に出るようにしておきましょう。
着物の帯のたたみ方【2】名古屋帯は三角折りを使って
名古屋帯はお太鼓の始まり部分が三角形になっています。まず右側に垂れ先をおき、左側にお太鼓が向くように置きましょう。
今度はお太鼓の三角部分を左端にし、胴に巻きつける部分を垂れ先に向けて置いていきます。
垂れ先の端まできたら真下に向かって三角に折り返し、更に余った部分も重ねて折り返しましょう。
もしまだ余った部分があれば、お太鼓の上に折り返しておきます。
最後に左右の三角部分だけを内側に折り返し、垂れ先を持って左側に重ねましょう。
浴衣のたたみ方は基本的に着物と同じ!
浴衣のたたみ方は基本的に着物と同じで、本だたみのやり方でたたんでいきます。
浴衣の場合、半幅帯や兵児帯を使用しますよね。半幅帯の場合、表側を内側になるようにして半分に折り、その後また半分にたたんでから更に半分に折ります。
この方法だと折り目が付きやすいので、丸めてから立てて収納するのもおすすめです。
兵児帯の場合は中表に合わせて端と端を合わせて、数回折りたたんでいくだけで構いません。
最近は誰でも簡単に着付けられるように、あらかじめ結ばれている帯セットも販売されていますよね。その際は、購入した時の箱に形が崩れないように収納して、風通しの良いところで保管してください。
プチプラで買える着物に合わせやすいアイテムをご紹介!
着物のたたみ方を知ったら欲しいアイテム【1】兵児帯
普段あまり着物を着ない方でも、夏祭りや花火大会などでは浴衣を着るという方も多いでしょう。
最近は半幅帯と兵児帯を合わせた帯アレンジ方法が人気で、より華やかなスタイルを演出できます。シワ加工の兵児帯なら子供っぽくならず、シックな印象になりますよ。
着物のたたみ方を知ったら欲しいアイテム【2】飾り紐
袋帯や半幅帯を使うときは、飾り紐をプラスしてワンランク上の着こなしにもチャレンジしてみましょう。
結び方次第で印象も変わります。帯用の飾り紐は色やデザインが豊富なので、帯や着物の柄に合わせて使い分けてみましょう。
着物のたたみ方を知ったら欲しいアイテム【3】カゴバッグ
ちょっとしたメイク道具や、スマホ、ティッシュや財布などを持ち歩くのに便利なのが巾着付きのかごバッグです。
浴衣はもちろん、着物にもよく合いますよ。小物使いも和装の重要なアクセントですよね。
最近では着物を着る機会が減ったとはいえ、やはりきちんと着物を着こなせる女性は凛として上品に見えますよね。大切な着物を自分できちんと管理できるように、たたみ方もしっかり覚えておきましょう。
着物は洋服と違って直線的に作られています。そのため、たたみ方も非常に簡単。きちんとたためばシワもつかず、きれいな四角形に仕上がります。
着物の最もきちんとしたたたみ方は、『本だたみ』と言います。
まず、頭側を左になるように着物を平らに広げ、下側前身頃の脇縫い部分のラインに合わせて折りたたみます。
次におくみ部分を折り返し、衿を内側にたたみましょう。
そして衿部分が重なるように、上前身頃を折り曲げます。着用時と同じように左身頃が前にくるようにたたむのがポイントです。
今度は左右の脇縫いを重ね、真ん中から背を半分に折りたたみ、袖部分を折り返しましょう。最後にたとう紙のサイズに合わせて二つ折り、もしくは三つ折りにして完了です。
本だたみよりも簡易的な畳み方で、一時的に畳むときに使うのが『袖だたみ』です。
まず、左右の袖部分と後ろ身頃を合わせ、脇縫い部分を重ねます。次に袖を身頃に折り重ねて整えましょう。
最後に身頃部分を二つ折りにしてください。場合によって、もう一回身頃部分を二つ折りにしてもいいでしょう。
着物のたたみ方【3】刺繍や箔付きは和紙を挟んで
留袖や紋付きなど、刺繍や箔が施されているものは模様を傷めないように『夜着だたみ』という方法を用います。
頭側が左に来るように着物を広げ、両脇を着用時と同様左前にくるように折ります。そして模様や紋の部分にのりの付いていない和紙を当てましょう。
次に後ろ衿部分を内側に折り曲げ、衿肩あきで三角にしてから平にたたみ、両袖を身頃の上に重ねます。
折り目がつかないように真綿や和紙を丸めたものを置き、身丈を二つ折りにしましょう。この時も紋や模様部分に和紙を当ててください。
再度、折り目部分に真綿を置いて半分にたたんでから収納しましょう。
着物の帯もきちんとたたんで収納しよう!
着物の帯のたたみ方【1】袋帯は外表にしてたたむ
袋帯は、模様を外表にして垂れの方を下にして2つに折りましょう。柄の部分に折り目がつかないように注意しながら、手先部分を内側に折り込みます。およそ25センチ前後が目安です。
再び柄部分に折り目がつかないように二つ折りしたら上下を返して、垂れの方が上にくるようにします。
最後にもう一度二つ折りにして、太鼓柄を上に出るようにしておきましょう。
着物の帯のたたみ方【2】名古屋帯は三角折りを使って
名古屋帯はお太鼓の始まり部分が三角形になっています。まず右側に垂れ先をおき、左側にお太鼓が向くように置きましょう。
今度はお太鼓の三角部分を左端にし、胴に巻きつける部分を垂れ先に向けて置いていきます。
垂れ先の端まできたら真下に向かって三角に折り返し、更に余った部分も重ねて折り返しましょう。
もしまだ余った部分があれば、お太鼓の上に折り返しておきます。
最後に左右の三角部分だけを内側に折り返し、垂れ先を持って左側に重ねましょう。
浴衣のたたみ方は基本的に着物と同じ!
浴衣のたたみ方は基本的に着物と同じで、本だたみのやり方でたたんでいきます。
浴衣の場合、半幅帯や兵児帯を使用しますよね。半幅帯の場合、表側を内側になるようにして半分に折り、その後また半分にたたんでから更に半分に折ります。
この方法だと折り目が付きやすいので、丸めてから立てて収納するのもおすすめです。
兵児帯の場合は中表に合わせて端と端を合わせて、数回折りたたんでいくだけで構いません。
最近は誰でも簡単に着付けられるように、あらかじめ結ばれている帯セットも販売されていますよね。その際は、購入した時の箱に形が崩れないように収納して、風通しの良いところで保管してください。
プチプラで買える着物に合わせやすいアイテムをご紹介!
着物のたたみ方を知ったら欲しいアイテム【1】兵児帯
普段あまり着物を着ない方でも、夏祭りや花火大会などでは浴衣を着るという方も多いでしょう。
最近は半幅帯と兵児帯を合わせた帯アレンジ方法が人気で、より華やかなスタイルを演出できます。シワ加工の兵児帯なら子供っぽくならず、シックな印象になりますよ。
着物のたたみ方を知ったら欲しいアイテム【2】飾り紐
袋帯や半幅帯を使うときは、飾り紐をプラスしてワンランク上の着こなしにもチャレンジしてみましょう。
結び方次第で印象も変わります。帯用の飾り紐は色やデザインが豊富なので、帯や着物の柄に合わせて使い分けてみましょう。
着物のたたみ方を知ったら欲しいアイテム【3】カゴバッグ
ちょっとしたメイク道具や、スマホ、ティッシュや財布などを持ち歩くのに便利なのが巾着付きのかごバッグです。
浴衣はもちろん、着物にもよく合いますよ。小物使いも和装の重要なアクセントですよね。
最近では着物を着る機会が減ったとはいえ、やはりきちんと着物を着こなせる女性は凛として上品に見えますよね。大切な着物を自分できちんと管理できるように、たたみ方もしっかり覚えておきましょう。
留袖や紋付きなど、刺繍や箔が施されているものは模様を傷めないように『夜着だたみ』という方法を用います。
頭側が左に来るように着物を広げ、両脇を着用時と同様左前にくるように折ります。そして模様や紋の部分にのりの付いていない和紙を当てましょう。
次に後ろ衿部分を内側に折り曲げ、衿肩あきで三角にしてから平にたたみ、両袖を身頃の上に重ねます。
折り目がつかないように真綿や和紙を丸めたものを置き、身丈を二つ折りにしましょう。この時も紋や模様部分に和紙を当ててください。
再度、折り目部分に真綿を置いて半分にたたんでから収納しましょう。

袋帯は、模様を外表にして垂れの方を下にして2つに折りましょう。柄の部分に折り目がつかないように注意しながら、手先部分を内側に折り込みます。およそ25センチ前後が目安です。
再び柄部分に折り目がつかないように二つ折りしたら上下を返して、垂れの方が上にくるようにします。
最後にもう一度二つ折りにして、太鼓柄を上に出るようにしておきましょう。
着物の帯のたたみ方【2】名古屋帯は三角折りを使って
名古屋帯はお太鼓の始まり部分が三角形になっています。まず右側に垂れ先をおき、左側にお太鼓が向くように置きましょう。
今度はお太鼓の三角部分を左端にし、胴に巻きつける部分を垂れ先に向けて置いていきます。
垂れ先の端まできたら真下に向かって三角に折り返し、更に余った部分も重ねて折り返しましょう。
もしまだ余った部分があれば、お太鼓の上に折り返しておきます。
最後に左右の三角部分だけを内側に折り返し、垂れ先を持って左側に重ねましょう。
浴衣のたたみ方は基本的に着物と同じ!
浴衣のたたみ方は基本的に着物と同じで、本だたみのやり方でたたんでいきます。
浴衣の場合、半幅帯や兵児帯を使用しますよね。半幅帯の場合、表側を内側になるようにして半分に折り、その後また半分にたたんでから更に半分に折ります。
この方法だと折り目が付きやすいので、丸めてから立てて収納するのもおすすめです。
兵児帯の場合は中表に合わせて端と端を合わせて、数回折りたたんでいくだけで構いません。
最近は誰でも簡単に着付けられるように、あらかじめ結ばれている帯セットも販売されていますよね。その際は、購入した時の箱に形が崩れないように収納して、風通しの良いところで保管してください。
プチプラで買える着物に合わせやすいアイテムをご紹介!
着物のたたみ方を知ったら欲しいアイテム【1】兵児帯
普段あまり着物を着ない方でも、夏祭りや花火大会などでは浴衣を着るという方も多いでしょう。
最近は半幅帯と兵児帯を合わせた帯アレンジ方法が人気で、より華やかなスタイルを演出できます。シワ加工の兵児帯なら子供っぽくならず、シックな印象になりますよ。
着物のたたみ方を知ったら欲しいアイテム【2】飾り紐
袋帯や半幅帯を使うときは、飾り紐をプラスしてワンランク上の着こなしにもチャレンジしてみましょう。
結び方次第で印象も変わります。帯用の飾り紐は色やデザインが豊富なので、帯や着物の柄に合わせて使い分けてみましょう。
着物のたたみ方を知ったら欲しいアイテム【3】カゴバッグ
ちょっとしたメイク道具や、スマホ、ティッシュや財布などを持ち歩くのに便利なのが巾着付きのかごバッグです。
浴衣はもちろん、着物にもよく合いますよ。小物使いも和装の重要なアクセントですよね。
最近では着物を着る機会が減ったとはいえ、やはりきちんと着物を着こなせる女性は凛として上品に見えますよね。大切な着物を自分できちんと管理できるように、たたみ方もしっかり覚えておきましょう。
名古屋帯はお太鼓の始まり部分が三角形になっています。まず右側に垂れ先をおき、左側にお太鼓が向くように置きましょう。
今度はお太鼓の三角部分を左端にし、胴に巻きつける部分を垂れ先に向けて置いていきます。
垂れ先の端まできたら真下に向かって三角に折り返し、更に余った部分も重ねて折り返しましょう。
もしまだ余った部分があれば、お太鼓の上に折り返しておきます。
最後に左右の三角部分だけを内側に折り返し、垂れ先を持って左側に重ねましょう。
浴衣のたたみ方は基本的に着物と同じで、本だたみのやり方でたたんでいきます。
浴衣の場合、半幅帯や兵児帯を使用しますよね。半幅帯の場合、表側を内側になるようにして半分に折り、その後また半分にたたんでから更に半分に折ります。
この方法だと折り目が付きやすいので、丸めてから立てて収納するのもおすすめです。
兵児帯の場合は中表に合わせて端と端を合わせて、数回折りたたんでいくだけで構いません。
最近は誰でも簡単に着付けられるように、あらかじめ結ばれている帯セットも販売されていますよね。その際は、購入した時の箱に形が崩れないように収納して、風通しの良いところで保管してください。
普段あまり着物を着ない方でも、夏祭りや花火大会などでは浴衣を着るという方も多いでしょう。
最近は半幅帯と兵児帯を合わせた帯アレンジ方法が人気で、より華やかなスタイルを演出できます。シワ加工の兵児帯なら子供っぽくならず、シックな印象になりますよ。
着物のたたみ方を知ったら欲しいアイテム【2】飾り紐
袋帯や半幅帯を使うときは、飾り紐をプラスしてワンランク上の着こなしにもチャレンジしてみましょう。
結び方次第で印象も変わります。帯用の飾り紐は色やデザインが豊富なので、帯や着物の柄に合わせて使い分けてみましょう。
着物のたたみ方を知ったら欲しいアイテム【3】カゴバッグ
ちょっとしたメイク道具や、スマホ、ティッシュや財布などを持ち歩くのに便利なのが巾着付きのかごバッグです。
浴衣はもちろん、着物にもよく合いますよ。小物使いも和装の重要なアクセントですよね。
最近では着物を着る機会が減ったとはいえ、やはりきちんと着物を着こなせる女性は凛として上品に見えますよね。大切な着物を自分できちんと管理できるように、たたみ方もしっかり覚えておきましょう。
袋帯や半幅帯を使うときは、飾り紐をプラスしてワンランク上の着こなしにもチャレンジしてみましょう。
結び方次第で印象も変わります。帯用の飾り紐は色やデザインが豊富なので、帯や着物の柄に合わせて使い分けてみましょう。
ちょっとしたメイク道具や、スマホ、ティッシュや財布などを持ち歩くのに便利なのが巾着付きのかごバッグです。
浴衣はもちろん、着物にもよく合いますよ。小物使いも和装の重要なアクセントですよね。
最近では着物を着る機会が減ったとはいえ、やはりきちんと着物を着こなせる女性は凛として上品に見えますよね。大切な着物を自分できちんと管理できるように、たたみ方もしっかり覚えておきましょう。